ゴヤスポーツブログ

【ゴヤスポーツが解説!】失敗しないバドミントンラケット選び!あなたに合う「運命の一本」を見つけよう

ゴヤスポーツ

初めまして!こんにちは!ゴヤスポーツの上門です。

いつもゴヤスポーツをご愛顧いただき、誠にありがとうございます! 店頭で皆様とバドミントンについてお話しできることが、日々の大きな喜びです。

バドミントンに関することで日々、様々なご相談をいただきます。

そこで、お客様からいただいた質問や疑問に回答する形でブログ記事を書こう!と考えました。

バドミントンについて抱えているお悩みを共有して、少しでも解決できればと思います。まずは雑多に書いていき、可能であれば今後、体系的にまとめていきたいと考えています!

今回のテーマは「ラケットの選び方」

様々なご相談をいただく中で、「ラケット選びで悩んでいる」という声を多く聞きます。バドミントンという競技において、ラケットは「体の一部」と言っても過言ではなく、競技の肝となる最重要アイテムです。

しかし、たくさんの種類のラケットが販売しており、値段も決して安くはないため、「どう選べばいいか分からない」と悩んでいる方も多いと思われます。

この記事では、ラケット選びで絶対に押さえておきたい4つのポイントについて解説します。これを読めば、あなたの「運命の一本」が見つかるかも!?

ラケットの特徴を決める4つのポイント!

値段やデザイン、使われている素材なども重要ですが、どんなラケットにも共通する4つのポイントを押さえておけば、ラケット選びの方向性が明確になります。

1. プレースタイルを決める「バランス」

ラケットの重心がどこにあるかを示すのが「バランス」です。このバランスによって、得意なショットやプレースタイルが変わってきます。大きく3つのタイプに分けられます。

バランスの種類重心(どこに重さを感じるか)特徴と適したプレーヤー
ヘッドヘビーラケットの先端(ヘッド)側攻撃型(スマッシュ重視)。遠心力が働き、強いパワーショットを打ちやすい。
イーブンバランスラケットの中央付近オールラウンダー。攻守のバランスが取れており、コントロール性が高い。
ヘッドライトグリップ(手元)側守備・操作性重視。素早い振り抜きや、レシーブ、ダブルスの前衛が得意。

自分がどんなプレーをしたいのか、プレースタイルに合わせて選ぶことが重要です。

2. シャトルの飛ばす感覚を決める「シャフトの硬さ」

グリップとヘッドをつなぐ部分をシャフトと呼びます。シャフトの硬さ(しなりやすさ)は、シャトルを飛ばす効率に直結します。ソフト(柔らかめ)ハード(硬め)の2つに分けられます。

ソフト(柔らかめ):柔らかめのシャフトは、しなりやすく、ラケットの反発力を利用して楽にシャトルを飛ばすことができます。初中級者向けです。

ハード(硬め):硬めのシャフトは、しなりにくいですが、面が安定し、爆発的なパワーを生み出すことができます。上級者向けです。

まずはソフト(柔らかめ)のラケットを選ぶのがオススメです。シャフトが硬すぎると怪我のリスクも増えるため、無理をせず自分に合ったものを選びましょう。

コラム:バランスとシャフトの関係

バランスシャフトの硬さは、ラケットによって決まっています。各メーカーのウェブサイトやカタログには、これらをまとめた図が掲載されており、とても参考になります。ラケット選びの際にはぜひ一度確認してみましょう!


引用:ミズノ公式HP(https://jpn.mizuno.com/badminton/racket



3. 操作性に直結する「ラケット重量」

ラケットの重さは「U」という単位で表記され、数字が大きいほど軽くなります。4Uサイズのラケットが多く販売されているので、4Uサイズを基準にすると選びやすいです。

サイズ重量(目安)適したプレイヤー
3U約85g~89gパワーのある上級者、男性。
4U約80g~84g最も標準的。 初心者から中級者まで幅広くおすすめ。
5U約75g~79g女性、ジュニア、素早い操作性を求める方。

コラム:5Uよりも軽いラケット

3U〜5Uサイズのラケットがほとんどですが、5Uサイズより軽いラケットもあります。例えば、ヨネックスのアストロクス22RXというラケットは2F(約68g)です!
また、クンプーのパワーショットナノ9UⅢDRAGONというラケットは何と9U(約58g)!ここまでくると驚きです!技術の進歩は凄いですね!

握り心地を左右する「グリップサイズ」

グリップの太さは「G」という単位で表記され、数字が大きいほど細くなります。G5サイズが標準的な太さなので、G5サイズを基準に選んでみましょう。

サイズ太さ
G4太め
G5標準
G6細め

手の大きさや好みに合わせて選び、必要であれば、グリップテープを巻いて、太さや長さを調整することも可能です。(コラム:グリップサイズは人それぞれを参照)。

※ラケット重量とグリップサイズはラケットに表記されていることが多いです。同じラケットでも重量やサイズが異なる場合があるので、購入時には必ず確認をしましょう。

コラム:グリップサイズは人それぞれ

グリップテープを巻いたり、アンダーラップを使って、グリップの太さを調整できます。細い方が小回りが利くため、手が大きくても細めを好む方もいらっしゃいます。色々と試して、自分好みのサイズを見つけましょう!

グリップサイズの調整の仕方についても今後、記事にする予定です!お楽しみに〜!

〜余談〜 大学生の時、先輩からラケットを借りたことがありました。私は細めが好みだったのですが、先輩のグリップはアンダーラップでフワフワするくらい太めでした。ラケットにはその人の好みやこだわりがあるんだなぁと感じました!(M先輩、あのときはありがとうございました!)

まとめ:あなたの好みはどのタイプ?

ラケットを選ぶ要素は数多くありますが、まずチェックすべきは「バランス」「シャフトの硬さ」「ラケット重量」「グリップサイズ」の4つです!

この4つを確認することで、そのラケットの特徴が見えてきます。同時に、自分の好みについても理解が深まるはずです。

店頭では、お客様に合ったラケット選びのお手伝いをさせていただきますので、ぜひお気軽にお声がけください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

次回は「で、結局どのラケットを選んだらいいの!?」というテーマでお届けします!お楽しみに〜!

コラム:安すぎるラケットには要注意!

これから競技としてバドミントンを始めようとしている方や、大会に出ることも考えている方は、安すぎるラケットに注意が必要です。

バドミントンラケットはレジャー用と競技用に分かれており、競技用ラケットの相場は初心者向けのものでも「1万円前後」します。意外と高いんです…

競技用ラケットでないと、大会に出られないといったケースもあるため、購入の際には必ず確認をするようにしましょう。

今後、初心者にオススメのラケットなども紹介していきます!乞うご期待ください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました